皮膚の病気Q&A
Q4. 「とびひ」ってどんな病気?
A4. 皮膚に細菌が感染し、じくじくがうつっていきます。
「とびひ」とは皮膚の表面に
細菌が感染することによって起こる病気です。
伝染性膿痂疹ともいいます。
伝染=うつる、膿=うみ、痂=かさぶた、疹=皮膚の病気、
という意味です。
原因となる菌は、連鎖球菌とブドウ球菌の二種類が知られています。
細菌の毒素および細菌に対する体の反応で、
膿がたまったり、水ぶくれが出来たり、傷口やカサブタになったりします。
病気の部分を引っ掻くと、細菌が手先や爪につきます。
その手で別の場所をひっかくと、そこに細菌をばらまくことになり、
違う場所に飛び火していくのです。
治療には抗生物質を塗ったり飲んだりする必要があります。